2006/07/13(木)
『岩窟王』
心の師が、入院してしまいました。
2ヶ月以上かかるのだそうです。
どこかが、癌というほか、詳細は知りません。
抗がん剤と放射線療法での癌との戦いです。
どのみち、夏休みに入る予定だったので、先生とお会いできるのは9月中旬だったのですが、なにか、ポッカリ穴があいてしまった気分。
今でも、初老の先生です。
抗がん剤や、放射線でこの次お会いできるときは、もう、よぼよぼ老人の先生になっているかもしれません。
それでも、どんなに、しょぼしょぼでも、また私たちの前でお話ししてくださる先生を待ち望んでいます。

この間は「本」の話になりました。
 
「本の内容を捉えようという姿勢は間違いですよ」
この言葉に対して私は理解できていません。内容が理解できなければ、語る以前じゃないですか?
この疑問は今度お目にかかった時にぶつけてみましょう。

「本は読んでいることによって、自分が現れる。本が鏡になる」
「本とは、書いた、作者ではないな、そんな綺麗な感じではなくて、書いたヤツが、見えるときもある。もう、この世に存在しない人と対話するには、作品を読むしかない。そしてそれを書いたヤツが見えたときはうれしいねー」

先生が若い頃落ち込んだら読む本は、「モンテクリスト伯」 だったんですって。
牢から、出るまでの所を読む頃には、気持ちも回復したんですって。

私も「岩窟王」小学生の頃よんだけどなー
この夏は「モンテクリスト伯」を読む!

先生の言葉は慈雨のように私に降りてくる。