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2007/03/22(木)
『何で俺が謝るんだ』
生きるということは、いかに理不尽さを自分の中で咀嚼しそれが、どのような種となって、根付くのかでその人となりの生き方が垣間見えるのではないのだろうか。
なんて甘いことを思っているのだが、昨日の新聞の「産経抄」(私は産経新聞の長年の愛読者である)の始まりは、”世の中にこんな理不尽がまかり通っていいのか。”から始まって、内容は30年前高校1年生が起こした同級生刺殺事件のその後を取材した作品についてだった。
被害者の家族の地獄のような日々の一方で、加害者の少年は、慰謝料も支払わず、今は弁護士として社会復帰しているそうだ。
30年経って、被害者の母親にかけた電話で「何で俺が謝るんだ」。

30年前に人を殺し、弁護士として大腕を振って世の中を見下げるまでにいたり、「何で俺が謝るんだ」と言い放つ30年間の元人殺しの心の軌跡に空恐ろしさを覚える。

こんな理不尽をどんな種にしろと私は言うのか。
なんとも嫌な苦い胃液が何の関係も無い赤の他人の私に沸いてくる。

同級生刺殺 弁護士 何で俺が謝るんだ 宇宙の外側にいるような私が一概に46歳位になっているであろう男の人生簡単にめった切りすることなどできない。

でも、どんな事情があれやってはいけないことをやってしまったならば、言ってはいけないことを口にしては、絶対イケナイ。
口を吐いてしまったら、なんとか皮膚1枚で繋がっている人間の皮もそのうち、融けてしまうだろう。
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