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2006/08/25(金)
『心変わり』
我が家で猫を飼い始めたのは約4年前、それまでは、大量に抜ける猫の毛を嫌っている母が、許可をしてくれなかった。

飼い始めた当初も、母は猫の毛を見つけては必要以上に騒ぎたて、コードレスの掃除機まで購入し、せっせと掃除に励んでいた。
ところが、そんな母が徐々に変化してきたのだ。
郵便屋さんや、新聞屋さんが来ると、ダッシュで玄関に駆けつける我が家の猫に対し、社交辞令?で「可愛い猫ですね~」、「随分大きくて立派な猫ですね!」なんて褒められると母はまんざらでもない様子で「そうなんです・・・」と答えている。
皆でテレビを見ていると、わざわざ真ん中に来て一緒にテレビを見ている?猫に対して、私が「もう家族の一員だね。それも中心だよ」なんて笑いながら話していると、母もつられて頷いていた。
だが、言うことを聞かずに背を丸め戦闘態勢をとったり、後ろ足で首の辺りをかいて、毛を巻き散らかしているのを見ると、母は「猫はこれだから嫌なんだよ」と言って昔の母に戻る。
・・・と言うのも、母いわく、自分は猫の毛アレルギーで、猫の毛が体に付くとくしゃみが出ると言っている。が、私は母がくしゃみをしているところを一度も見たことがない。
本当の理由はよくわからないけれど、動物を飼う事が好きではなかったことは確かだった。

あろうことか、そんな母が数日前、ミャーミャー鳴いて近づいてくる猫を見て「ミーちゃんは、煮干が欲しいんだもんにゃー」と、猫語を話していた。
つぶらな瞳で母を見つめる猫。
私の方を見て、「あそこにいるお姉ちゃんにもらってきにゃ」・・・・一体どうなってしまったのだろうか?
噴出しそうになるのをこらえ、冷蔵庫に保管してあった、煮干(だしをとった後のもの)を探す私。
いつから・・・こんな風になっちゃたのだろうか?
我が家の猫に聞きたいところだが、私は猫語が話せないので永久にわからない、母の心変わりであった。
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