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2007/04/24(火)
『極める』
彼は三大大手の1つの元銀行員でした。
10年程前足繁く通ってくれ、大分役に立ってくれました。
そのころ、30歳前後だったんでしょうか。
すでに、小さなお子さんが2人いて、責任もしっかり彼の方に乗っかっていたでしょう。
銀行員だって営業マンには変わりは無いけれど、銀行の人って、人のお金扱ってるくせに、何か偉そうに錯覚してる老若男女が多い中で、彼からはそんな感じが無く、私はよく 「あなたって、銀行員向きじゃないね」 なんて言ったりしてました。
ある日、 「銀行辞めようと思ってます。」 ッて言うから、「やっぱり?」
「でもさ、辞めないでガンバンナよ、組織に属してる限りは多くの人がウツウツ抱えているんだよ。営業だってきっとまだ中途半端だろうから、辞めるとしたら銀行の営業極めてから!」
って、私が言ったんですって。

これは7,8年ぶりにその彼から電話があり、食事したときの会話です。

今銀行辞めて3年目にはいったそうです。

彼にとって辞めてよかったのかは私には判りません。
昔の彼の苦悩は私にも感じられたけれど、今独立した彼を前にすると、昔の苦悩は、バックに安寧な世界があるところでの悩みでした。

今の彼からは、10年前には無かった何か痛々しさが感じられました。
1人で始めた仕事は上手くいっているようです。

ユラサンも全然変わりませんね  なんてお世辞を言った彼にも、言われた私にもイタイ、痛いです。
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