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2009/10/02(金)
『いつもの』
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ベトナムのハノイから、パリまでの飛行機の事だ。
ハノイの空港で相当長い間待ったわけだが、多くの飛行機を見送った。
シンガポール、バンコク、ソウル、香港、他いくつか・・・。
そして、待ち合わせゾーンがひときわにぎやかになる。
パリ行きだ。
おばちゃん、おじちゃんばかりであるのだが、とくに、おばちゃんパワーはすごい。
女子高生なみの勢いで話し続ける。
話の全てが理解できるわけではないが、聞いている限り、息子、娘の話はない。
結婚、離婚、と言う単語もあるが、殆どが、食い物の話だ。
みやげ物は、既に、自分のかばんとしてベトナム民族柄のバッグを使用している。
そして、多くの人が、笠を複数持っている。
自分の部屋の飾りと、お土産に違いない。
また来たいわ!との声。

そんな、元気な全員メタボでアウト状態どころではない巨漢のおばさまたちに囲まれつつ、飛行機に乗る。隣は、ベトナムの女性、その隣はフランスのおばちゃま。後ろはベトナムのおばちゃんで、前はフランス人カップル・・・てな状態。
隣の若いベトナム女性は、綺麗というより、とてもインテリ美人の雰囲気。実際、母国語はともかく、英仏双方使っている。

飛行機は、静かだった。全員爆睡だったのだろう。
フランスの団体さん達は、皆同じところ出身な訳ではないみたいで、飛行機が到着すると、別れを言いつつ、メールを送るわ!といいつつ別れていく。

パリ市内まで電車で行くと、偶然にも同じ車両に、飛行機のお隣のベトナムの女性がいる。
彼氏が迎えに来てくれたようだ。
その彼氏のうれしそうな顔がとても印象的である。おそらく、見た感じ、同じベトナムの人なのだろう。
途中で降りたホームで、いいからいいからと、彼氏が荷物を持つ。

いろんな日常が、ここそこに待っている。

人気の雑誌に載るお店でもなければ、古いテーブルに、何の変哲もないありきたりの当たり前のカフェオレカップになみなみとカフェオレが入って出てくる。

とある日のベトナム航空の第53列のD席F席G席のそれぞれ別国籍の3人にも、非日常と日常がある。そして、そんなに大差ない、日常と非日常なのだろう。
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